不安な日々を乗り越えて:サイトメガロウイルス感染から見た子どもの成長

私の2番目の子は、産まれてすぐに一過性多呼吸症候群と診断され、NICUのある病院に搬送されました。

精密検査の結果、先天性サイトメガロウイルスに感染していることが判明。MRIで脳の検査をしたところ、現段階では問題がないものの、今後成長に影響が出る可能性があり、3歳半までに発症すれば難聴になる可能性があると診断されました。その時は、自分のせいでこんな病気になってしまったのだと強く思い、毎日泣いていました。

退院後は、半年ごとに大学病院で検査を受けていました。そして、1歳半になった頃、担当の先生から「現段階で問題は見られませんので、成長に遅れは出ないと思います。安心してください」と言われました。ただ、「耳に関してはまだわからないので、検診を受け続けてください」とのことでした。

その後、1歳半頃から「まま!」「ぱぱ!」と大きな声で話し始め、こちらの問いかけにもスムーズに反応するようになりました。今では4歳になり、「こんなに話す必要ある?」と思うくらい、寝ている時とご飯を食べている時以外は、ずっと話すか歌っています。

現在、病院からも「今後の心配はいりません」と言われ、病気が発症せずに健康で元気に育ってくれている今がとても大切に感じられます。あの不安な日々を思い出すと、元気に成長してくれていることが本当にありがたいです。


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